神戸大学へ入学する学部学生(編入学生も含む)を対象とした、ICT環境と授業の準備に関する情報をお知らせするページです。
パソコン等の準備
パソコンの準備について
パソコンは、各自が各学部で開催される学部(学科)別新入生ガイダンス(以下、「ガイダンス」)までに準備する必要があります。ガイダンスまでにパソコンのセットアップとOSのアップデートを完了してください。ガイダンスにパソコンの持参が必要かどうかは、各所属学部の指示に従ってください。また、必要なソフトウェアのインストール方法などは「情報基礎」の授業等で説明します(情報基礎は学部1年生のみ)。
パソコンのスペック等について
- 令和7年度入学者の推奨もしくは最低限必要とするパソコンのスペックについてはこちらに記載されています。また下記にPCスペックに関する注意事項も掲載しているので、良く読んで参考にしてください。
- 経済的事情によりノートパソコンの貸与を希望する方は本ページ下部をご確認ください。
- 神戸大学生(在学中)が利用できるライセンス契約ソフト等については、下記の「授業開始までのICT環境等の準備 (6)ワープロ・表計算・プレゼン用ソフトウエアなど(MicrosoftOffice等)」を確認してください。
インターネット環境について
大学内無線LAN(Wi-Fi)環境は、学生の皆さんが授業時間内外に自由にWi-Fiに接続できる環境を整えていますが、ご自身でも自宅や下宿等でインターネットに接続できる環境を整えることを推奨します。
授業開始までのICT環境等の準備
(1)学部別新入生ガイダンスまでの準備
神戸大学では高度情報化社会において情報通信技術の十分な活用能力を有する人材を育成し、それらの技術を活用した教育の提供をするため、学生の皆さんにノートパソコンを準備いただくことにしています。また、ICT教育を推進するためには、インターネット環境が必須となります。
(2)アカウント通知書について
履修登録など神戸大学の様々なシステムにアクセスするためには、「神戸大学アカウント」が必要です。ガイダンスにて「アカウント通知書」が配付される予定です。アカウント通知書はとても大切な書類なので、絶対に紛失しないように気を付けてください。
(3)教務情報システム(うりぼーネット)、神戸大学学習支援システム(BEEF+)への接続確認
ガイダンスで案内される「授業の受講準備に関するセットアップガイド」を参照して、各システムへアクセスができることを確認してください。
(4)履修登録について
ガイダンスで卒業要件(卒業に必要な単位数)等の説明があります。説明をよく聞き、自身に必要な科目について理解しましょう。そのうえで、「神大生スタートアップガイド」や「授業の受講準備に関するセットアップガイド」等を参照して、各自で履修する科目の履修登録を行ってください。
※各登録期間等は、各学部授業予定表やうりぼーポータル履修登録/履修取消ページなどを確認して期間内に必ず処理しましょう。
(5)教科書の購入
神戸大学生協(生協ウェブページリンク)で購入する場合は、生協の教科書販売のお知らせを読んでください。
(6)ワープロ・表計算・プレゼン用ソフトウエアなど(Microsoft Office等)
授業では、ワード、エクセル、パワーポイントを利用する場合があります。これらのソフトを各自のパソコンで利用できるようにして下さい。神戸大学は、マイクロソフト社と包括ライセンス契約を結んでいます。Microsoft365 Apps (Officeアプリ)は、在学中無料で使用することができます。
※卒業後等は利用できなくなりますのでご注意ください。
ライセンス契約のソフトを利用する場合は、情報基盤センターと神戸大学生協のホームページを確認し、Microsoft 365 Appsをダウンロードしてインストールしてください。
- ライセンス契約ソフトの詳細については、まず神戸大学情報基盤センター「全学ソフトウェアライセンス」ページを確認してください。
- 神戸大学生協ページ(ソフトダウンロードページ)については、上記情報基盤センター「全学ソフトウェアライセンス」ページを確認のうえ、案内に従いアクセスしてください。
(7)神戸大学の電子メール(個人メール)システム
授業担当教員や事務からの連絡に使います。電子メールの設定方法については、学部1年生の必修科目である「情報基礎」の授業で説明しますので、それまでお待ちください。なお、個人メールの設定や詳細については情報基盤センター「個人メール」ページにも記載されていますので、参考にしてください。
(8)その他のシステムについて
授業担当教員によっては、「BEEF+」の他に「Google Workspace for Education」、「Microsoft365(Teams他)」等のシステムを利用する場合があるので、各授業担当者の指示をよく確認してください。
各システムの利用方法等は情報基盤センター「学部新入生の方へ」から 詳細ページへのリンクがあるので、各自で確認してください。
※「Google Workspace for Education」、「Microsoft365」については、神戸大学から入学後にアカウントが付与されます。
※GoogleやMicrosoftにて入学前に個人で作成したアカウントを所有している場合があったとしても、それとは別に神戸大学から新しいアカウントが付与されます。 個人で作成しているアカウントを所有している場合は、神戸大学から付与されるアカウントと混同しないように注意しましょう。※Teams等のWeb会議システムを利用する場合は、URLやアクセスするためのID・パスワードをSNS等に絶対に掲載してはいけません。
※各アカウントの利用方法、利用可能期間等の詳細については、情報基盤センター「学部新入生の方へ」から各システムの詳細案内ページを確認してください。
(9)サポートについて
「情報基礎」第1回目の授業(4月8日(火)~14日(月)開講)で、授業ガイダンスに続き、学内Wi-Fiへの接続、Microsoft365について説明を行う予定です。また、うりぼーネット、BEEF+へのアクセスサポートも行う予定です。各自割り当てられている「情報基礎」の授業に必ず出席してください。「情報基礎」第2回目(4月15日(火)~21日(月)開講)の授業は学内Wi-Fiへの接続、Microsoft Officeの利用、個人メールの利用などが出来るようにサポートします。 困ったことがある場合は、各自「情報基礎」の教室にてサポートを受けることをお勧めします。
PCスペックに関する注意事項
OS
- Windows 10 の場合、無償でWindows 11 にアップグレードできます。
- サポート期限の切れているOS を、大学で利用してはいけません。Windows のサポート期限についてはMicrosoft のWebページを参照してください。macOS については、最新のものより2つ前までが通常サポートされています。
- Windows Update あるいはmacOS のアップデートにより、常に最新の状態にアップデートしてください。
メモリ容量
- G はギガを指します。
- 複数のアプリを同時に利用したり、プログラミングを行ったりする場合は8G バイト程度が必要になります。
HDD、SSD
- HDD よりもSSD やeMMC のほうが振動に強くなります。また、SSD は他よりも起動速度が速くなります。
- 必要な容量は各自の利用の仕方によります。例えば、自分のスマートフォンのバックアップを取りたい場合は、その分の容量が余分に必要です。
無線LAN
- IEEE 802.11 b/g あるいは IEEE 802.11 b/g/n 対応の機器の場合は、授業中などの混雑時に繋がりにくくなる可能性があり、全体の速度にも影響がでます。この場合、IEEE802.11 a/n 対応のUSB 無線LAN などを購入して利用してください。
バッテリー
- 大学には充電する設備はありません。大学で利用する時間を考慮して、必要なバッテリー容量を選択しましょう。
- 新規にノートパソコンを購入する場合はカタログ値を参考にしてください。
- バッテリーは消耗品です。すぐにバッテリー切れが起こるなどの場合は、バッテリーを交換しておきましょう。
ソフトウェア
- 以下のソフトウェアのインストール方法についてはマニュアルを準備しています。入学前にインストールしておく必要はありません。
Thunderbird、Adobe Acrobat Reader DC、Microsoft 365※
※Microsoft 365※は、入学後、無償でダウンロードできます。
※在学中は、Officeを無料でご利用いただけます。(卒業後の利用はできません)
(セキュリティ対策ソフト)
- Windows 11 の場合、付属しているWindows Defender を利用できます。
- Macの場合、Trellix Endpoint Security for Macを入学後、無償でダウンロードできます。
備考
- ノートパソコンが必要な授業について、ノートパソコンを持参し利用することは、学生各自の責任です。ノートパソコンが利用可能な状態を維持しましょう。
- ノートパソコンは高価です。新規購入する場合は、自分で良く調べて慎重に選択しましょう。
- Surface等の一部のWindows端末では、工場出荷時にSモードという設定が有効化されており、この場合、Microsoft から認証されたソフトウェアしかインストールすることができません。Sモードには様々なメリット・デメリットがあり、解除することもできますが、一度解除すると再度Sモードに戻すことはできません。
- 遠距離から通学する場合などは、ノートパソコンの軽さも重要になります。携帯性と頑強性のバランスを考えて選択しましょう。
- ノートパソコンは精密機器です。できるだけ振動などを与えないように気をつけましょう。ノートパソコン用のバッグなどを活用しましょう。
- メーカーあるいは販売店の保証が有効かどうかなど、故障した場合にどうすれば良いかを確認しておきましょう。
通常の場合、水没や落下などによる故障は保証の範囲外です。販売店で保証内容についても良く確認しましょう。
有料になりますが、動産保険などに入ることも検討しましょう。
メーカーや製品によっては初期故障が多いなどの場合があります。新規購入の場合は、機種選択について販売店で相談するのも良いでしょう。
<問い合わせ先>
パソコンのソフトウェア等について:神戸大学情報基盤センター e-mail: istc-pc@office.kobe-u. ac.jp
※メールアドレスの一部 (ac.jp の前) に、アドレス収集ロボット対策として半角スペースが挿入されています。メールアドレスご使用の際には、適宜修正してください。
よくある質問(Q&A)
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ノートパソコンではなく、タブレットを持参してはいけませんか?
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現状では、社会に出た際に必要とされるのはパソコンを使いこなすスキルです。この観点から神戸大学では、必要なスペックを定めました。タブレットはこのスペックを満たしていませんので、必要なスペックを満たすものをご準備ください。 必要なスペックについては1)でご案内しているとおりです。授業やサポートも、これを前提に進められます。
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パソコンを毎日大学に持ってくる必要はありますか?
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パソコンを大学に持ってきて各自の学修に活用することがパソコン必携化の趣旨です。できるだけ大学に持ってきてください。なお、すべての授業でパソコンを利用するわけではありません。どの授業で利用するかはシラバスを参照したり、担当教員の指示に従ってください。(参考)入学前にシラバスを参照する場合はこちらをご覧ください。シラバス(学外公開用)
※パソコンを利用する授業ではシラバスのキーワード欄に「パソコン(英語版シラバスでは「Laptop」)」と記載してあります(キーワード検索が可能です)。詳細はシラバスの「履修上の注意」で確認してください。入学後はうりぼーネットのシラバスをご覧ください。
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Microsoftアカウントを個人で新たに作る必要はありますか?
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必須ではありません。
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健康・スポーツ科学実習(体育実技)の時間中はパソコンをどこに置けばいいですか?
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鶴甲第一キャンパス体育館エントランス、グラウンド横更衣室の一時保管用のロッカーに保管してください。実習時以外は利用できません。
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所属する学部のPCスペックで質問があります。
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所属部局の教務学生係へお問合せください。
経済的事情によりノートパソコンを用意することが困難な方へ
経済的事情によりノートパソコンを用意することが困難な方を対象(学部生のみ)に、本学からノートパソコンを入学から1 年間に限り(翌年2月末まで)無償で貸与します。貸与申請書(Word版)・貸与申請書(PDF版)(こちらからダウンロードして、入学手続き書類に同封して提出してください)。
※なお、貸出できる台数は限られているため定員を満たした場合は、貸出出来ない場合もあります。
<問い合わせ先>
パソコン貸与について: 神戸大学学務部学務課 TEL:078-803-5204